所属
国立民族学博物館
専門・研究紹介
専門は文化人類学、平和研究、オセアニア地域研究。平和と暴力の動態的関係を研究しています。
対象(フィールド、調査地)
ソロモン諸島(首都ホニアラ、ガダルカナル島)
おもな著書/論文
- 藤井真一『生成される平和の民族誌―ソロモン諸島における「民族紛争」と日常性』大阪大学出版会, 2021年.
- 藤井真一「ソロモン諸島における真実委員会と在来の紛争処理―紛争経験の証言聴取をめぐるグローバル/ローカルの緊張関係」『文化人類学』85: 509-525, 2018年.
- Fujii S. How did Solomon islanders live with conflict?: A case study of daily life in northeastern guadalcanal, Solomon islands. People and Culture in Oceania, 30: 21-40, 2015.
- 藤井真一「『平和の人類学』の射程―ソロモン諸島の『エスニック・テンション』を事例に暴力回避と紛争解決を考える」『年報人間科学』35: 107-126, 2014年.
- 藤井真一「なぜ非当事者である中央政府にコンペンセーションを要求するのか―ソロモン諸島における伝統的な紛争解決行為の考察」『コンフリクトの人文学』4: 155-175, 2012年.
ひとこと
平和論と交換論の交差点をメラネシア人類学から探究することが目下の課題です。
関連HP
https://sites.google.com/view/fujii-shinichi-rm/