Reports|研究集会報告

社会性科研

科研費基盤(S) 社会性の起原と進化:人類学と霊長類学の協働に基づく人類進化理論の新開拓 成果公開シンポジウム

日時: 2024年3月17日(日)13:00~18:30
場所: ハイブリッド開催(AA研大会議室(303)およびZoom)
参加費:無料
使用言語:日本語
  
事前申し込み:必要(申込期限:2024年3月14日まで)
申し込みは締め切りました
  
プログラム: 河合香吏(AA研)
趣旨説明

第1部

大村敬一(放送大学)
社会性のオントロギー:イヌイトの共食が拓く人類の社会性の起原と進化をめぐる問い

杉山祐子(弘前大学)
他者から/へのまなざしの力と集合的技術の生成:チテメネ開墾作業を支える社会性

曽我亨(弘前大学)
牧畜民の社会性:共にいること/いないことをめぐって

河合文(AA研)
経済変化と家族・親族関係:マレーシアの狩猟採集民バテッを事例に

第2部

竹ノ下祐二(中部学院大学)
群れ生活における公共性と配慮

足立薫(京都産業大学)
霊長類学のエスノグラフィーは可能か

中川尚史(京都大学)
パタスモンキーのオスにおける社会性の発達:将来の一時的共存を可能にする所作としての交尾妨害

森光由樹(兵庫県立大学)
GPS発信機を用いたニホンザル地域個体群の季節性と生息地利用:メスの個体間距離

橋彌和秀(九州大学)
「早い」成分と「遅い」成分:「ヒト社会性の発達」における行動特性出現時期の二峰性

五十嵐由里子(日本大学)
縄文時代と弥生時代の人口構造
  
 第3部(コメントと討論)
  
コメント: 西井凉子(AA研)
デイビッド・スプレイグ(農業・食品産業技術総合研究機構)