Members|研究組織

協力者

坪川桂子 keiko tsubokawa

クラスター:霊長類学クラスター

所属

京都大学大学院理学研究科

専門・研究紹介

ガボン共和国の南西部に位置するムカラバードゥドゥ国立公園で、ニシローランドゴリラの社会と生態の調査を行っています。研究テーマはオスをとりまく社会関係です。ニシローランドゴリラのオスの子どもは、成長すると生まれ育った群れを出て、単独生活を送り、やがてメスと新たな群れをつくります。群れのなかでの成長と自立、ヒトリオスとしての暮らし、メスへのアプローチ、オスの晩年といった、一生のなかで多彩に変化していく社会関係に関心があります。

対象(フィールド、調査地)

ニシローランドゴリラ(Gorilla gorilla gorilla)、ガボン共和国ムカラバードゥドゥ国立公園

おもな著書/論文

  • 坪川桂子「第27回国際霊長類学会大会への参加,およびUaso Ngiro Baboon Project視察の報告」『霊長類研究』35: 53-57, 2019年.
  • Yamagiwa J., Tsubokawa K., Inoue E., Ando C. Sharing fruit of Treculia africana among western gorillas in the Moukalaba-Doudou National Park, Gabon: Preliminary report. Primates, 56: 3-10, 2015.
  • 坪川桂子「コメント1. 第33回日本人類学会進化人類学分科会シンポジウム「人類の社会性とその進化:共在様態の構造と非構造」」『日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター』3: 18-20, 2015年.
  • 坪川桂子「ニシゴリラのヒトリオスにみられる社会性」『生態人類学会ニュースレター』20: 5-9, 2014年.

ひとこと

ゴリラの社会を通して、人類進化の過程に思いを馳せたいです。

関連HP

http://jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp/members/tsubokawa.html