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協力者

花村俊吉 shunkichi hanamura

クラスター:霊長類学クラスター

所属

京都大学アフリカ地域研究資料センター

専門・研究紹介

霊長類の社会や相互行為を観察して、人間(私)の社会観や行為観を再考する契機を得たいと考えています。

対象(フィールド、調査地)

・タンザニア・マハレ山塊国立公園の野生チンパンジー
・京都市・嵐山モンキーパークいわたやまの餌付け群ニホンザル
・日本および旅先のヒト

おもな著書/論文

  • 花村俊吉「見えないよそ者の声に耳を欹てるとき―チンパンジー社会における他者」『他者―人類社会の進化』河合香吏 (編) 京都大学学術出版会, pp. 177-205, 2016年.
  • 花村俊吉「サルと出遇い、その社会に巻き込まれる―観察という営みについての一考察」『動物と出会うⅠ―出会いの相互行為』木村大治 (編) ナカニシヤ出版, pp. 87-104, 2015年.
  • 花村俊吉「見えない他者の声に耳を澄ませるとき―チンパンジーのプロセス志向的な慣習と制度の可能態」『制度―人類社会の進化』河合香吏 (編) 京都大学学術出版会, pp. 167-194, 2013年.
  • 花村俊吉「チンパンジーの長距離音声を介した行為接続のやり方と視界外に拡がる場の様態」『霊長類研究』26: 159-176, 2010年.
  • 花村俊吉「偶有性にたゆたうチンパンジー―長距離音声を介した相互行為と共在のあり方」『インタラクションの境界と接続―サル・人・会話研究から』木村大治, 中村美知夫, 高梨克也 (編) 昭和堂, pp. 185-204, 2010年.

ひとこと

人びとの多様性と移動を制限する諸々の権力と思想に諍う(ただし、致死的な感染症の拡大防止に向けたある程度の活動自粛要請は必要かもしれない)。

関連HP

https://www.africa.kyoto-u.ac.jp/members/hanamura/