Members|研究組織

協力者

川添達朗 tatsuro kawazoe

クラスター:総括/理論クラスター・霊長類学クラスター・方法論研究会・若者研究会

所属

NPO法人里地里山問題研究所/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

専門・研究紹介

霊長類社会学、行動学を専門にしています。宮城県金華山島のニホンザルを対象にフィールドワークを続けてきました。特に群れ間を移動するオスたちの社会行動や社会関係に興味を持って研究を続けています。中国に生息している霊長類の研究も行っていて、アカゲザルをはじめとするマカク、キンシコウが主な対象です。これらのデータをもとに種間比較にも取り組んでいきます。

対象(フィールド、調査地)

ニホンザルのほか、中国に生息しているアカゲザル、シセンキンシコウなど

おもな著書/論文

  • Kawazoe T. Male–male social bonds predict tolerance but not coalition formation in wild Japanese macaques. Primates, 62: 91-101, 2021.
  • Kawazoe T., Sosa S. Social networks predict immigration success in wild Japanese macaques. Primates, 60: 213-222, 2019.
  • Chu Y., Sha JCM., Kawazoe T., Dong X. Sleeping site and tree selection by Sichuan snub‐nosed monkeys (Rhinopithecus roxellana) in Baihe Nature Reserve, Sichuan, China. American Journal of Primatology, 80: DOI:10.1002/ajp22936, 2018.
  • 川添達朗「オスの生活史ならびに社会構造の共通性と多様性」『日本のサル:哺乳類学としてのニホンザル研究』辻大和, 中川尚史 (編) 東京大学出版会, pp. 100-119, 2017年.
  • Kawazoe T. Association patterns and affiliative relationships outside a troop in wild Japanese macaques, Macaca fuscata, during the non-mating season. Behaviour, 153: 69-89, 2016.

ひとこと

二日酔いになることが多くなってきました